

(日の丸自動車興業 ネオプランN326J 江東区青海付近 撮影:森茂樹氏)
(局番:K−Y108 ネオプランN326J 台東区稲荷町駅付近)
「都バス車両データ集 2001」(都バス資料編纂委員会発行)で掲載されている話ですが、今年3月に廃止された二階01系統で用いられていたK−Y108が台場地区無料循環バスとして活躍しています。これは、無料循環バスを運行する日の丸自動車興業が台東区所有の二階建てバス4台を購入したもので、ほか3台は貸切用として用いられるそうです。
詳しい経緯は「都バス車両データ集 2001」(都バス資料編纂委員会発行)をご覧ください。
都交通局は、平成13年度に投入する新車171台をすべてノンステップバスとすることを公表しました。これらの新車はすべて環境に配慮したものとなり、10台はCNG(圧縮天然ガス)、161台は酸化触媒装置付きとなります。
ちなみに、8月末に深川へ投入されたいすゞエルガCNGのステップバスは171台の中に含まれていないようです。これは、リリース文で「平成13年度末予定のCNG車台数124台」とあり、平成12年度までのCNG車台数107台と深川既投入分7台とリリースで判明した分10台で計算があうことになります。
ここ数年、新車投入数が現象の一途を辿っていましたが、今年度は久しぶりに100台を超える規模となります。これは昭和58年排出ガス規制適合車(V代車)の一掃と平成元年排出ガス規制適合車の初期モデル(W代車以降)の大量除籍を行うものと見られ、加えて新車投入数以上に除籍車が生じる可能性もあることから、今後も目が離せない状況と言えるでしょう。
参考:東京都ホームページ:「今年度購入する都バス171 両は全て低公害のノンステップバスに!」

(局番:B−W101 三菱U−MP618K+新呉羽 渋谷営業所 撮影:森茂樹氏)

(局番:K−W102 三菱U−MP618K+新呉羽 南千住営業所 撮影:森茂樹氏)
しばらく更新していなかったので、場繋ぎネタをひとつ・・・
渋谷営業所の都市新バス仕様車は除籍が近い車を一般路線用に格下げにすることが多く、他営業所へ転属しているケースもありました。W代車もその例にならってか、上の画像のように格下げが行われています。格下げと言ってもほとんどそのままですし、一般車を都市新バス系統へ充当するケースや一般車並になった都市新バス仕様車(D代以降)を考えると勿体ないような気もします。
平成13年度の新車(H代車)の概要について公表されてから2ヶ月経ちました。近年にない規模の投入数となりますが、現在(11月27日)のところはまだ配置されていません。年末から年度末の3月にかけて、真新しい姿を都内各地で見ることになるのでしょう。その新車投入の陰では除籍される車もあるわけで、昭和58年排ガス規制のV代車は当然のこと、(上の画像の格下げ車も含めた)平成元年規制のW代車も終焉を迎えることになりそうです。
B−W101・K−W102が今年度中に除籍になるかどうか、現時点ではわかりません。

(局番:V−B595 日野KC−HT2MLCA+日野車体 江戸川区なぎさ団地 撮影:森茂樹氏)

新製間もない頃のV−B595
(局番:V−B595 日野KC−HT2MLCA+日野車体 中央区晴海付近)
以前、このページで「片側のエコツムリマークが無くなった」という話題を紹介しましたが、今度はついに両方ともエコツムリマークが無くなった車が現れました。V−B595は、アイドリングストップ機能付きということで、新製当初からエコツムリマークが前面方向幕の両側 に付いていました。これが、最近撮影したものを見ると両方とも無くなっていたのです。このマーク自体、割と簡単に剥がれるようですけど、両方いっぺんに無くなるのは何か意図的なものなのでしょうか? まあ、それを知るすべもありませんが、今後もこういう現象が見られるのか気になるところですね。

(局番:S−H102 いすゞKL−LV834L1改+いすゞ 江東区東雲付近)
東12系統用として中央区が購入・都交通局へ譲渡したS−H102が国展01系統で使用されていました。実のところ、以前から「国展系統で使っているのを見た」「都05系統で使っていた」と耳にはしていましたが、ようやくその姿を捉えることが出来ました。休日は東12系統での所要台数も少なく、このような姿を見る機会はこれからもありそうです。

(局番:P−D295 いすゞKC−LV280L+富士重工 豊島区上池袋付近)

(局番:P−A532 いすゞU−LV324K+IKC 豊島区上池袋付近)
車体側面後部に広告を貼る「パートラッピングバスでは、元々あった「都営バス」の表記が中途半端な状態で隠されてしまいます。広告のサイズによりですが、「都営」だけとか「都」しか書かれていない状態になっています。この場合、普通のラッピングバスのように前扉上に「都営バス」と表記したり、そのままの状態というケースが見られましたが、今度は中扉上に「都営バス」と表記する車が出始めたようです。加えて、元々の表記部分を消す処理(塗装なのか、それとも貼ったのかはわかりません)も施されています。上のP−D295 やP−A532では、元々表記してあった部分とそれ以外の部分の色が違うため、明らかに消したことがわかるようになっています。このようなタイプの車は複数存在しているようです。

(局番:S−H106 いすゞKL−LV834L1改+いすゞ)

(局番:S−H136 いすゞKL−LV834L1+いすゞ)

(局番:S−H251 日野KL−HR1JNEE+日野車体)
平成13年12月29・30日に東京ビッグサイトで「コミックマーケット」が催され、多数の来場者に対応するために臨時バス(国展01系統など)が運行されました。今回はH代車投入を反映してか、深川営業所所属のノンステップバスが充当されました。実質的にコミックマーケット輸送を担っている東16系統でもH代ノンステップバスが充当されたことから、その姿を比較的良く見ることが出来ました。

(局番:P−C216 いすゞKC−LV280L改(蓄圧式ハイブリッドバスCHASSE)+いすゞ)

おまけ 深川営業所所属車の車内にあったポスター
また、一部で話題になっている劇場版「サクラ大戦」のラッピングバスも国展01系統に充当されました。キャンペーンで通常路線以外を走行することもあるようですが、今回の臨時バス充当はまさに客層を上手く読んだ戦略として注目されます。(もっとも、広告主の意向も多分にあったのでしょうけど。)
おまけの画像ですが、丁度コミックマーケット開催期間に間に合わせるように貼られていたポスターです。(広告の内容は、ご自身でお確かめ頂くとよくわかります。)時期も上手いんですが、この広告を深川営業所所属車だけに貼っている点も上手いですね。深川の車は国展系統に充当される率が高いですから、少ない費用で効果の高い手法と言えます。

前面窓内に「東京駅南口−東京ビッグサイト東棟」の案内が付いている(局番:D−E432)
今回の傾向として、前面窓内に「東京駅*口−東京ビッグサイト*棟」という補助案内を付ける車が比較的見られたと言うことが挙げられます。行かれたことがある方はおわかりかと思いますが、コミックマーケット開催時における国展01系統の東京駅側の乗降は「丸の内南口」と「八重洲口」、ビッグサイト側は「西展示場下のバスターミナル」と「北1駐車場(東展示場横)」というように、それぞれ2箇所存在しています。方向幕の表示は「東京ビッグサイト(国際展示場)−東京駅」だけのため、バスを見ただけではどこで降りられるのかわからず、よほど乗り場での案内を強化しないと目的の場所と違う所で降ろさせる事態を招いてしまいます。この補助案内はそれを反映したものなのかわかりませんが、すべての車に行われていないこともあって効果がどれだけあったのか疑問です。方向幕での案内は幕のコマ数の絡みから困難でしょうから、予め主催者側と協議を行って「東京駅南口発着便はビッグサイト西棟発着とする」というような振り分けをすることも一考ではないでしょうか。

当たり前のように見てきた富士重工業架装の日産ディーゼル車
西工への集約生産が行われれば、この姿を見る機会も少しずつ減っていくことになる
(局番;N−F448 日産ディーゼルKC−UA460KAM改+富士重工)

平成12年度から都交通局でも納入され始めた西日本車体工業架装の日産ディーゼル車
これまでは車型の仕様の制約での納入だったが・・・
(局番:N−H303 日産ディーゼルKL−JP252NAN改+西日本車体工業)

日産ディーゼル+西日本車体工業の大型ノンステップバス
都営バスでこの姿を見る日も近い?
(尼崎市交通局 局番:11−748 日産ディーゼルKC−UA460HAN+西日本車体工業)
日産ディーゼル工業は、これまでバス車体の架装を富士重工業と西日本車体工業(西工)の2社に発注していたものを改め、西日本車体工業に集約することを1月16日に正式発表しました。平成14年度から順次西工へ集約を行い、平成15年度から一本化されます。
参考:日本経済新聞のニュースサイト(NIKKEI NET)「日産ディ、西日本車体へのバスボディー発注集約を発表」(平成14年1月16日付)
いすゞと日野のバス製造部門の協業化の話が記憶に新しいところですが、日産ディーゼルも架装部門の集約発注化という英断を下しました。これによってバス製造分野に生き残りをかけることになったようです。近年では、JP・RMノンステップ・RNといったモデルで西工単独生産が行われるなど、日産ディーゼルと西工の関係が急接近している印象がありましたが、ここにきての集約化は自動車メーカー「富士重工業」とバスボディ専業メーカー「西日本車体工業」のバス製造に対する姿勢の結果となったように感じられます。元々、日産ディーゼルと富士重工業は同じ日産グループで、富士重工業への発注は意味のあることでしたが、すでにGM傘下にある富士重工業との関係は過去の遺産でしかなかったのかもしれません。一部で言われている「西工ボディは安い」という話も、良い意味で捉えれば販売戦略上重要なポイントでもありますので、日産ディーゼルのとった選択はある意味正しいのかもしれません。(ちなみに、この「安い」は「値段が安い」と「造りが安っぽい」の両方を示しているようです。)
一方、日産ディーゼルに「見切られてしまった」格好となった富士重工業ですが、大口受注先の日産ディーゼルの他はいすゞだけとなり(毎日新聞配信のニュースによれば、受注内訳は日産ディーゼル8割・いすゞ2割とのこと)、そのいすゞも日野との協業が決まっていますから、バス車体製造事業からの撤退は決定的となってしまったようです。
都交通局では平成12年度から西工架装の日産ディーゼル車が納入されるようになりました。特に今年度は現時点で20台を越える規模での投入となり、「本家」の富士重工業架装車よりも多く投入されています。とは言え、これまでは西工だけ架装していた車型だったので当然の成り行きでしたが、今回の発表によって遅くとも平成15年度(L代車)からは嫌でも「日産ディーゼル+西工」の組み合わせの車だけになっていまいます。これってどうなんでしょうねぇ・・・ G代車の日産ディーゼルRMノンステップ(CNG)を初めて見たときに「うわっ、西工だよ・・・」と暫し絶句し、日産ディーゼルJP(H代車)が慣れ親しんだ王40系統の方向幕を出したのを見て「これが現実なんだ・・・」と感じた身としては、「日産ディーゼル+西工」のオンパレード状態がそう遠くない日にやって来ることがこのニュースで決定付けられ、いささか複雑な思いを抱いています。まぁ、これも時代の流れってヤツでしょうから事実として受け止めるしかないでしょうね。
東京都では、1月17日に平成14年度予算(原案)を発表しました。平成15年度より実施される排出ガス未対策ディーゼル車の走行禁止に対応するため、今年度に引き続きDPF(黒煙除去フィルター)装着及びCNG(圧縮天然ガス)車導入に対する補助事業が盛り込まれました。都営バスにも関連する部分もありますので、概要をお伝えします。
補助対象:規制開始後、直ちにDPFの装着が義務づけられる車両のうち、装着後3年以上使用するもの
予算規模:30億370万円(平成13年度:14億5千万円)
対象規模:都営バス600台・民間バス(路線)842台・民間バス(大型)224台・民間バス(小型)298台・トラック(大型)1697台・トラック(小型)5340台
※平成13年度と比べ、軒並み増加しています。(例:都営バスに対する平成13年度補助対象:200台)
補助率:1/2
補助単価:大型40万円・小型30万円 (平成13年度と同額)
その他:庁有車に対しては、新規事業「庁有車の更新(ディーゼル車規制の徹底・低公害車の普及)」として計上されています。
(都営バスは公営企業会計のため、庁有車扱いとならないようです。)
補助対象:バス事業者がCNG車両を導入する際の費用について、ディーゼル車との差額を補助する
予算規模:1億円 (平成13年度と同額)
対象規模:都営バス10台・民間バス10台(平成13年度と同規模)
補助率:1/2
その他:CNG充填施設に対する補助も引き続き行われます。また、民間 を対象に「低公害車等導入促進資金融資あっせん利子補給等」が行われます。
このほか、ノンステップバス導入補助事業も引き続き行われます。(都営バスは対象外です。)
補助対象: ノンステップバス等の購入に要する経費の一部を助成することで、誰にも乗り降りしやすいバスの整備を進める
予算規模:6億円( 平成13年度は5億円、平成12年度は2億8千万円)
対象規模:民営バス事業者に対して250台(平成13年度は250台、平成12年度は140台)
補助限度:1台当たり240万円(平成13年度は200万円/台)
補助率:10/10
その他:この事業の目標は、平成15年度までに合計で1000台(全路線で各1台)としています。
基本的には平成13年度の事業を受け継いだものとなっていますが、事業規模が拡充されている点が注目されます。特にディーゼル車対策は重要政策のひとつに掲げられており、財政状況が非常に厳しいなかにあってより充実しな内容になっています。ただ、交通局の予算自体は今回の原案では明らかになっていませんので、こちらのほうも見てみないと都営バスの来年度の方向性を判断するのは難しいですね。
上記事業はあくまで予算案の段階ですので、今後都議会での審議の課程で修正される可能性があります。
平成14年度東京都予算(原案)は、東京都ホームページで見ることができます。(PDFファイル)

(局番:L−E425 日産ディーゼルKC−UA460HAN+富士重工 撮影:カノチョパ様)
参考:江東の都市新バス「格上げ」車
(局番:L−Z286 日産ディーゼルU−UA440HSN+富士重工)
今回はカノチョパ様よりご提供頂いた画像をもとにお伝えします。(ご提供有り難うございました。)
都市新バス仕様(都04系統用)として投入されたL−E425が、前面ヘッドマークをイチョウに交換・「グリーンアローズ」表示の撤去が行われ、早くも一般仕様化されてしまいました。江東では昨年度のS代都市新バス仕様車の除籍に伴い、一般車が都市新バス仕様化(L−E425と逆の処置)が施されていましたが、H代車投入によってこれらは一般車に戻され、さらには本来都市新バス用として投入された車まで一般仕様化されてしまったようです。
都市新バス仕様車が比較的短い期間で一般仕様化されたケースとしてはS−A476(元南千住所属/都08系統用)や杉並のD・E代車(都03・05系統用)がありますが、いずれも転属や所管営業所換えが要因だったもので、今回のようなケースは異例と言えるでしょう。

(局番:M−V613 日野P−HU233BA+日野車体)

(局番:B−Y757 三菱U−MP218K+新呉羽)

V代車の稼働率が下がっているせいか、一般車の混在が目立つ
(局番:M−Y683 日野U−HT2MLAA+日野車体 撮影:森茂樹氏)
H代車の投入が順調に進むに連れ、最古参のV代車が終焉を迎えようとしています。すでにH代車が投入された営業所で置き換えが進められていますが、そのなかで都06系統用のV代日野製都市新バス仕様車が奮闘を続けています。
1月19日13〜14時の運用車の様子を見ると、目黒担当便はV代車は2台(ほかはZ代リフト車や一般車)で渋谷担当便に至ってはV代車は運用に入らず一般車・C代都市新バス仕様車(都01系統用)という状況でした。V代車が他路線に充当されるケースもあるとは言え、都06系統の主力
だったV代車がこの系統で見られなくなったのは、やはり引退近しということを実感させます。都01系統から都05系統まで進んできた導入当初の都市新バス仕様車の置き換えですが、「一般車とほぼ同格の仕様」→「全車ノンステップバス投入の方針」という経過を辿って有名無実化した都市新バ
ス仕様車がこの都06系統でも見られる日は近いことでしょう。

品川駅〜大井町駅直通運行最終日の品91系統 大井町駅行きの方向幕も見納めとなった
(局番:A−D265 日野KC−RU1JLCH+日野車体 撮影:森茂樹氏)
東京都交通局では、平成14年2月25日に新路線開設・運行経路変更を行うことになりました。概要は次の通りです。
飯62系統:小滝橋車庫〜新大久保駅前〜都営飯田橋駅前
宿75系統:新宿駅西口〜東京女子医大前〜三宅坂
浜95乙系統:品川車庫前〜浜松町駅前〜赤羽橋駅前
橋63系統:大久保駅前〜新橋駅前→小滝橋車庫前〜新橋駅前(大久保駅〜小滝橋車庫を延長)
品98系統:品川駅東口〜大田市場〜大井町駅東口→品川駅東口〜大田市場(大田市場〜大井町駅東口を廃止)
品91系統(品川駅東口〜八潮パークタウン〜大井町駅東口):品91系統(品川駅東口〜八潮パークタウン)と井92系統(大井町駅東口〜八潮パークタウン)に分割
井91系統(大井町駅東口〜大田市場):廃止
井96系統:大井町駅東口〜JALビル〜都立八潮高校前〜大井町駅東口→大井町駅東口〜JALビル〜南品川〜大井町駅東口
※ 参考:東京都交通局リリース文「都営バス路線の新設等について」
今回の新路線では、大江戸線開業時の路線再編で廃止されたルートが復活している点が注目されます。地元では路線バス復活の動きがあったと聞いていますので、それが実った形となったようです。なお、同日付で多数の営業所・支所でダイヤ改正も併せて行われます。

今回、インドネシアへ赴くことになった平成2年車
(上の画像の車が対象になったとは限りません)
(局番:N−W225 日産ディーゼルU−UA440HSN+富士重工)
都交通局では、都営地下鉄三田線用6000系電車を無償譲渡した経緯のあるインドネシア共和国運輸省の要請により、除籍になったバス50台を有償で譲渡することになりました。譲渡されるのは平成2年製で、1台あたり430,000円での売却となります。
参考:東京都交通局リリース文「インドネシア共和国運輸省への中古バス有償譲渡について」
情報提供:匿名希望様
除籍になった元都営バスが海外で活躍する例は珍しくもありませんが、それはあくまで都交通局が国内の中古車販売業者(局と業者の間に局の外郭団体が介在している話もあるようです。)へ売却したあとに海外へ渡っただけの話であり、今回のような直接譲渡されるケースは非常に珍しいと思われます。
電車のときは無償でしたが、バスの場合は国内でもまだまだ使える(しかも金を払ってでも)状態の車だけに、さすがにタダというわけにはいかなかったようです。1台あたり430,000円という金額については、(あくまで伝聞としての話ですが)都営バスの売却価格としては普通のレベルと言えるものです。
リリース文には「譲渡バス車両は平成2年製」とありますので、W代車が対象となったと考えるのが真っ当と言えます。ただ、V代車でも後期投入分で平成2年製が存在してましたし、最近まで在籍していた平成2年製V代車は都市新バス仕様車でグレードも一般車にくらべて高いものがありますから、ひょっしたらこれも対象になっているのかもしれません。(もっとも、国内の昭和59年排ガス規制車が、インドネシアの排ガス規制に適合しているかどうかわかりませんが・・)

(局番:A−E891 三菱KC−MK219J+MBM 撮影:森茂樹氏)


(局番:A−E893 三菱KC−MK219J+MBM 撮影:森茂樹氏)
2月25日ダイヤ改正により、各所で車両の転属が行われました。今回のダイヤ改正は平成12年12月の大江戸線ダイヤ改正以後初となる全局的な規模となり、全般としては減便・減車が行われたことにより営業所間での転属が生じた模様です。今回のダイヤ改正に伴う減車でさらにW代車の除籍が進みました。
品川営業所では青戸支所からE891・893が転入して、市01系統用として用いられています。これにより、従来この系統で用いられてきたA−W875・877が除籍となりました。このほか、品川では目黒支所から中型車2台が転入してきています。

(局番:A−Y122(現:T−Y122) 日野U−HT2MLAA+日野車体 撮影:森茂樹氏)

(局番:T−Y122 日野U−HT2MLAA+日野車体 撮影:匿名希望様)

(局番:T−Y124 日野U−HT2MLAA+日野車体)

(局番:T−Y125 日野U−HT2MLAA+日野車体)

(局番:T−Y677 日野U−HT2MLAA+日野車体)
一方で、品川から早稲田への転属も行われました。上の画像のY122は転属準備をしている際に撮影されたもので、すでに方向幕が外されて営業所表記も消された状態になっています。 上から2番目の画像は転属後のY122で、運転席側のサイドミラーが運転席横にあるタイプに交換されています。上から3番目は同じく品川から転属のY124、一番 下の画像は葛西から転属したY677です。このほか、目黒からC198(らくらくステップ仕様)も転属しています。

(局番:R−Z267 日産ディーゼルU−UA440HSN+富士重工 撮影:匿名希望様)

(局番:R−Z267 日産ディーゼルU−UA440HSN+富士重工 撮影:森茂樹氏(公道上から撮影))

(局番:R−C784 日産ディーゼルKC−UA460HSN+富士重工)

(局番:R−X526 日産ディーゼルU−UA440HSN+富士重工 撮影:森茂樹氏)
臨海でも平成12年12月に続いて各所から転属車を受け入れています。今回は北・練馬・江東から日産ディーゼル車が転籍したのが特徴と言えます。
R−Z267・268は練馬から、R−C784は北から、R−X526は江東から(元々は北にいた)臨海に転属しました。
早稲田のケースでもそうですが、今までなら転籍の対象にならなかったC代車あたりの比較的新しい車までも他所へ移っている実態がわずかならがら見られました。転籍というと晩年を迎えた古参車が定番でしたが、今後は各営業所間の車歴調整の観点からも比較的新しい車も対象になって来るのかもしれません。

(撮影:森茂樹氏)
品川営業所の片隅に留置していた元W代車です。(左は品川の中型車、中央・右は早稲田の大型車、いずれもW代車)元早稲田の車は、品川からの転属車と交換で留置していたようで、比較的長い間品川営業所内に置かれていた模様です。ダイヤ改正前後には、他の営業所でも除籍されてもなお所内に留置された車が見られました。

(局番:H−W102 三菱U−MP618K+新呉羽 撮影:匿名希望様)
平成12年12月の路線再編時に渋谷から南千住へ転属となったW102が、今回早くも千住へ転属となりました。除籍が進むW代車にあって現在でもなお残留している都市新バス仕様車ですが、W102にとっては千住が最期の地となりそうです。