
地下鉄開業に伴って実施予定の路線再編案が公表されたのは9月初旬のことでしたが、それ以後目立った動きが無く、また利用者への告知も先月に「大江戸線開業に伴う都営バス路線の再編整備のお知らせ」(A4両面刷り2ページ)が配布されたものの、内容は9月に公表されたものに留まるもので、廃止区間の停留所への掲示など利用者への周知は行われていませんでした。しかし、さすがに12月に入り、より具体的なチラシの配布・廃止系統の停留所での告知・新ダイヤの掲示など、より目に見えた動きが出てきました。ここでは、具体的な動きを見せ始めた路線再編についてお伝えします。
| 種別 | 系統番号 | 運行区間 | 所管 |
| アクセスラインバス |
AL02 |
豊洲駅→日本ユニシス本社前→豊洲一丁目→豊洲一丁目公園→石川島播磨重工→豊洲駅 |
深川 |
| ダイレクトバス |
直行01 |
大井町駅東口→品川総合福祉センター→八潮北小学校→八潮北→八潮パークタウン→八潮南→八潮南小学校→八潮東→八潮公園→品川総合福祉センター→大井町駅東口 |
品川 |
| ラピッドバス |
急行01 |
渋谷駅〜南青山七丁目〜六本木駅(旧:六本木)〜赤坂アークヒルズ〜新橋駅北口〜新橋駅 |
渋谷 |
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急行02 |
大塚駅〜新大塚駅〜大塚三丁目〜茗荷谷駅〜伝通院〜春日駅 |
大塚 |
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急行03 |
池袋駅東口〜西巣鴨〜王子駅〜豊島三丁目〜豊島四丁目〜豊島六丁目〜豊島五丁目団地 |
北 |
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急行04 |
西葛西駅〜西葛西駅〜宇喜田〜船堀駅〜京葉交差点〜江戸川区役所〜新小岩駅 |
臨海 |
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急行05 |
錦糸町駅〜(現行の夢01系統と同じ)〜新木場駅〜東京ビッグサイト東棟(東京テレポート駅行きのみ)/国際展示場正門駅(錦糸町駅行きのみ)〜東京テレポート駅 |
深川 |
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| フレキシブルバス |
FL01 |
葛西駅〜(錦25系統と同じ)〜船堀駅〜水神森〜錦糸町駅 |
臨海 |

(局番:S−E359 いすゞNE−LV288L+いすゞ 江東区東雲付近 撮影:森茂樹氏)
上表のうち、全く新規路線となるAL02系統について現地調査をしたところ、推測される経路である豊洲一丁目高層住宅街の周回道路には停留所設置予定を思わしき工事(植え込みが2箇所切り分けられ、舗装されていた。)が行われていました。周回道路には四角形の3辺にそれぞれ「日本ユニシス本社前」「豊洲一丁目」「豊洲一丁目公園」が設置されるものと思われます。「日本ユニシス本社前」は既設停留所とは違う場所に設置されますが、社屋のほぼ真正面という好立地にあります。「豊洲一丁目」は既設停留所が存在するものの、唯一停車していた東17系統が廃止となるため、結果としてこちらが「豊洲一丁目」を名乗るようです。「豊洲一丁目公園」は同名の公園(都営豊洲一丁目アパート前。児童公園程度の規模。)の前にあります。「石川島播磨重工」は既存停留所と別の場所に設置されるようです。
急行02系統では、当初「文京区役所」を起終点としていましたが、これを「春日駅」と改めたようです。大江戸線の駅が設けられることから、停留所名の変更が行われるものと考えられます。
基本的には9月に公表された内容のままとなりました。このうち、結果として経路が品川車庫〜四谷駅から品川車庫〜新宿駅西口へと延長される四97系統については、系統名を「品97」と改めることになりました。また、経路短縮と同時に統合されることになった四92系統と反96系統については、「反96」を名乗ることになりました。さらに、両国駅入口〜神田駅を短縮する草28系統については「両28」を名乗ることになります。
都営バスから都営バスへ乗り継ぐ際の運賃を割り引く専用カード「都営バス専用乗継割引カード」を発売することになりました。概要は次のとおりです。
発売額:2000円(利用可能額:2000円)の1種類のみ
利用方法:初回乗車時は通常運賃が差し引かれますが、乗り継ぎしたバスに乗車した際には100円(小児50円)を割り引いて差し引かれます。さらに乗り継ぐ場合でも割引が適用されます。(乗り継ぎ回数に制限は無いようです。)
ただし、前回乗車から90分以内に乗継しないと割引の適用となりません。(青梅支所所管路線では、前回降車時から90分以内に乗り継いだバスを降車しないと割引の適用となりません。)
割引除外:アクセスライン(AL01・AL02)・二階01系統・都電→これらに乗り継いだ場合、割引の対象となりません。また、これらを乗車した後に都営バスへ乗り継いだ場合も割引対象となりません。
注意点:運賃支払時に精算時刻をカードへ記録するシステムのため、乗継割引を行うためにはすべての運賃支払を「都営バス専用乗継割引カード」で済ます必要があります。前回精算時に残額が0円になったとしても、次回精算時には一旦残額0円のカードをカードリーダーに投入する必要があります。
実は、9月の再編案公表時に乗継割引カードの話が出たとき、私は「都営地下鉄(上手くすれば営団も・・・)と都営バスの乗継割引ができる」ものと思い込んでいました。他の公営交通事業者でも採用例があることから、そう期待していたんですが・・・フタを開けてみるとバス同士の乗り継ぎのためのカードとのこと。都営バス同士の乗り継ぎの便を図るものとしては既に「都営バス23区内1日乗車券」があり、1日乗車券の価格設定が比較的安価(500円)ということもあり、新たに乗継割引カードを設ける意義が薄いような気がします。今回の路線再編は、同時に地下鉄網の整備が進んだからのものです。地下鉄とバスの結節を運賃面からも充実させることで、お互いの機能をより高める期待ができただけに残念です。願わくば、「都営交通専用乗継割引カード」への発展を切望するものです。(目指すところは名古屋市交通局の「ユリカ」でしょうか。本音は「スルッとKANSAI」のように広域使用ができると良いのですが・・・)
路線再編と同時に停留所名の変更が各所で行われます。基本的に大江戸線開業に伴って最寄り停留所名を駅名にあわせるものが主になるようですが、元々変更する必要があった所も一括して行われるようです。
| 旧停留所名 | 新停留所名 | 旧停留所名 | 新停留所名 |
| 佐川流通センター | 勝島一丁目 | 植物検疫所大井出張所前 | 八潮二丁目 |
| 日吉坂上 | 白金台駅前 | 大門 | 大門駅前 |
| 虎ノ門五丁目 | 東京タワー入口 | 赤羽橋 | 赤羽橋駅前 |
| 一ノ橋(麻布十番) | 麻布十番駅前 | 港区高輪支所前 | 白金高輪駅前 |
| 六本木 | 六本木駅前 | 本郷三丁目 | 本郷三丁目駅 |
| 勝どき二丁目 | 勝どき駅前 | 早稲田 | 早稲田・リーガロイヤルホテル |
| 大久保一丁目 | 東新宿駅前 | 牛込柳町 | 牛込柳町駅前 |
| 国立競技場前 | 四谷第六小学校前 |
このほかにも、各営業所・支所所属車の車内に停留所名変更の告知がされている思われます。
参考資料:「平成12年12月12日、大江戸線全線開業に伴い都営バスが生まれ変わります」(都交通局発行:A4版4ページ)
情報提供:真辺真様・山本真一様
平成11年12月15日から東京都交通局と京成電鉄の共同で試験運行されていた船31系統(船堀駅〜小岩駅)が、当初の1年間の試験運行という予定通り、平成12年12月14日をもって運行を終了することになりました。この系統は船堀駅前にある「江戸川区総合区民ホール」へのアクセス確保と小岩地区からの利便性を考慮し設けられましたが、運行間隔が1時間あたり1本程度であるなど必ずしも利用しやすい状態ではなく、利用も奮わなかったのか、結局本運行されることなく姿を消すことになったようです。
情報提供:新小71系統様
路線再編に伴い、目黒・新宿・杉並の各営業所が支所へ改組されることになりました。これは路線廃止・短縮・他営業所への系統移管によるもので、今回の改組により14営業所5支所体制となります。改組内容は次のとおりです。
目黒自動車営業所→品川自動車営業所目黒支所
新宿自動車営業所→渋谷自動車営業所新宿支所
杉並自動車営業所→早稲田自動車営業所杉並支所
杉並自動車営業所青梅支所→早稲田自動車営業所青梅支所
青梅支所は、大元の営業所である杉並が支所となるための改組です。
(本件は事前に情報を頂いておりましたが、都交通局ホームページ内にある「営業所一覧表」で改組後のものが掲載されたため、公開しても差し支えないないものと判断しました。)
(局番:K−T105 ネオプランN326J 台東区稲荷町駅付近)
(局番:K−Y108 ネオプランN326J 台東区稲荷町駅付近)
(局番:K−A110 ネオプランN326J 台東区稲荷町駅付近)
台東区からの委託により運行してきた二階01系統(上野広小路〜浅草雷門:南千住営業所所管)を、平成13年3月30日の運行をもって廃止することになりました。都交通局のリリース文によると、廃止の理由として「利用者が減少した」ということを挙げています。
地元の区から運行委託されていた銀座01系統(中央区)・二階02系統(江戸川区)がそれぞれ廃止となり、残すは二階01系統だけという状態でしたが、利用者の減少と苦しい財政状況(リリース文には記されていませんが、現在の自治体はどこも似たようなモノでしょう)を考えると廃止もやむを得なしというところなのでしょう。
参考:東京都ホームページ「長い間ご愛顧頂きました二階バスを廃止いたします」(PDFファイル)
(局番:S−A583 いすゞU−LV870L+IKC 江東区東雲付近 平成12年12月29日撮影)
これまで用いられていた急行幕(局番:S−E369 三菱KC−MP717K改+MBM 江東区東雲付近)
平成12年12月12日付の路線再編によりほぼ全局的に行先方向幕の交換が行われているようですが、そのなかで深川所属車だけが国展01・02系統で表示していた『急行 東京ビッグサイト』という「急行+行先」幕が姿を消した模様です。これまでも深川車で他営業所所属車と同じ「東京ビッグサイト−東京駅」という両方向式の幕も出せるようになっていましたが、実際には「急行+行先」幕を出すことが多かったようです。
(局番:E−C183 いすゞKC−LV280L+いすゞ 江東区東雲付近)
(局番:E−C181 いすゞKC−LV280L+いすゞ 江東区東雲付近)
車体全面広告が開始されて半年以上経ちましたが、一部に広告が外されて標準塗装へ戻る車が出始めています。(例:広告時のD−E437と標準塗装に戻ったD→S−E437)その中で、局番と「都営バス」の表示が広告時代のままになっている車が出現しました。E−C183(上の画像)がそれで、本来の局番表示と広告時の局番・「都営バス」表示が両方あります。画像はありませんが、前扉上には広告時に記された「都営バス」がそのままになっていました。過渡的な現象でしょうから、再び広告車になればこういう珍しい姿は見られなくなるのでしょう。
また、従来取り付けられていた広告板の枠を取り外す標準塗装車も出始めています。(下の画像参照) 今回のケースは広告車から戻ったものですが、部分広告の方式を板からシール形状に変更する話もあることから、今後このような姿を多数みることになりそうです
情報提供:山本真一様

(局番:R−B619 いすゞNE−LV288L+いすゞ 江東区東雲付近)

(局番:S−E370 三菱KC−MP717K改+MBM 江東区東雲付近)
東京都では、自動車使用に関する環境広告を特殊法人公害健康被害補償予防協会・財団法人省エネルギーセンター・東京ガス株式会社と共同で実施することになり、媒体として低公害として有用な都交通局のCNG(圧縮天然ガス)バスを車体全面広告(ラッピング)が使用されます。対象となるのはCNGバスが所属する北・深川・臨海の各営業所で、北が1台(東京ガス株式会社)・深川が2台(特殊法人公害健康被害補償予防協会と財団法人省エネルギーセンター)・臨海が1台(東京都環境局)の計4台に施されます。(カッコ内はそれぞのの広告主です。運行は2月1日から始められ、年度末となる3月末までを区切りとし、来年度以降も継続が予定されています。
これまで、CNGバスに車体広告が行われたケースは少なく(深川のS−A475・476くらいか?)、北営業所で見る限りでは車体広告のCNGバスは存在していませんでした。(あくまで自分が見た範囲ですが・・・)一方で、ハイブリッド型の低公害車が車体広告を施すケースは多いようで、「このバスは低公害車である」ということが十分にアピールできないのは残念なことです。今回の取り組みは、自動車公害を減らす政策を打ち出している東京都のを広く知らしめると共に、低公害車を積極的に導入している都営バスの姿勢を現す点で評価できると思います。(むしろ、もう少し早く実施しても良かったくらいです。)
ちなみに、東京都のホームページに掲載されたリリースに車体広告のデザインが併載されていますが、なぜか日野ブルーリボン(B・C代車あたり)をベースにしています。
参考:東京都ホームページ「天然ガス自動車のラッピングバスが走ります」(平成13年1月26日リリース)
東京都では、1月24日に平成13年度予算(原案)を発表しました。この中で、平成15年度より実施される排出ガス未対策ディーゼル車の走行禁止に対応するため、DPF装着及びCNG車導入に対する補助事業を新規で盛り込まれました。都営バスにも関連する部分もありますので、概要をお伝えします。
補助対象:規制開始後にDPF装着が義務づけられる車両のうち、装着後3年以上使用するもの
予算規模:14億5千万円
対象規模:都営バス200台・民間バス(路線)500台・民間バス(大型)100台・民間バス(小型)100台・トラック(大型)800台・トラック(小型)2600台
補助率:1/2
補助単価:大型40万円・小型30万円
その他:庁有車(知事部局・警視庁・東京消防庁)へのDPF装着は別枠で実施します。
(都営バスは公営企業会計のため、庁有車扱いにならないようです。)
補助対象:バス事業者がCNG車両を導入する際の費用について、ディーゼル車との差額を補助する
予算規模:1億円
対象規模:都営バス10台・民間バス10台
補助率:1/2
その他:CNG充填施設に対する補助も引き続き行われます。
この他、路線バス関連として、ノンステップバスの導入に対する補助事業が今年度に引き続き行われます。(都営バスは対象外です。)
補助対象:乗降しやすいノンステップバス等の導入に際して、費用の一部を助成する
予算規模:5億円(平成12年度は2億8千万円)
対象規模:民営バス事業者に対して250台(平成12年度は140台)
補助限度:1台当たり2百万円
補助率:10/10(国も同額補助)
その他:この事業の目標は、平成15年度までに合計で1000台(全路線で各1台)としています。
厳しい財政状況の折り、予算の引き締めが行われる中で、これらの事業が新設・拡充されたのは注目に値します。限られた予算を重点政策へ振り向けられている印象を強く持ちます。前例踏襲にとらわれない石原イズムが、着実に浸透してきているのでしょうね。
上記事業はあくまで予算案の段階ですので、今後都議会での審議の課程で修正される可能性があります。
平成13年度東京都予算(原案)は、東京都ホームページで見ることができます。(PDFファイル)
(局番:C−F445 日産ディーゼルKC−UA460KAM改+富士重工 新宿区都庁付近 撮影:森茂樹氏)
(局番:N−C201 日産ディーゼルUA460KAM+富士重工 北区豊島五丁目付近 撮影:森茂樹氏)

(局番:N−X591 いすゞU−LV870L+IKC 北区豊島付近 撮影:森茂樹氏)

局番表示は紙を貼っただけでオシマイ!?
東京都では、かねてから都庁内(都議会議会棟東側高架道路下)に建設を進めてきた天然ガス充填施設の完成に伴い、3月27日からCH01系01統(新宿駅西口〜都庁循環:新宿支所所管)用としてCNGノンステップバスを使用することになりました。今回の車両の充当は新車を投入せず、北営業所からN→C−F445・446・447が新宿支所へ転属し、新宿から北へはC→N−C201(日産ディーゼル製ノンステップ車)・X591・X592(いすゞ製リフト車)が転属となりました。このうち、X591・592については広告車のままで転属となり、側面の局番表示はワープロで印刷した紙をセロハンテープで貼り付けたような状態になっています。→平成13年5月中・下旬の時点で広告が外され、局番表示もマトモなものになりました。
情報提供:匿名希望様
CH01系統用として北営業所から新宿支所へ転属した日産ディーゼル製F代CNGノンステップバスですが、品97系統で運行されているところを目撃されました。品97系統のノンステップバスダイヤには品川から転属した日野車が専ら充当されていますが、何らかの事情によりCNGノンステが充てられたようです。
情報提供:森茂樹氏
3月30日に行われた石原都知事の定例記者会見の席上で、4月から都営バス全営業所・支所で低硫黄軽油の使用を始めることが明らかになりました。このほか、一部の民営バス事業者でも使用を始めるとしています。使用に際しては、平成15年度の導入だったものを石油元売り各社の協力を得て2年前倒しが可能となったもので、平成13年度から2年間は通常の軽油と低硫黄軽油の差額を補助することになっています。低硫黄軽油の使用拡大により、連続再生式DPFの導入促進が期待されます。
都交通局では昨年11月から港南分駐所で低硫黄軽油の使用していますが、その後も他公営バス事業者で使用を始めるところが出始め、民営バス事業者でも国際興業が浦和市・埼玉県の補助を受けて採用するなどの動きが目立つようになってきています。
東京都のホームページから石原都知事の定例記者会見の様子を見ることが出来ます。(Media Playerが必要です。)
(局番:F−B603 日産ディーゼルKC−UA460HSN+富士重工 江東区東雲付近)
(局番:A−E803 日野KC−RJ1JJCK+日野車体 中央区築地市場付近 撮影:森茂樹氏)
車体広告車(ラッピングバス)の一部に、側面窓に「都営」・後面窓に「都営バス」と表示したものが現れ始めました。(画像では側面窓の「都営」の表示が判りにくいですが、中扉の左横の窓に貼ってあります。)まだ完全に実施されていないようですが、複数の営業所で行われていることから、全局的な動きと見て良いでしょう。4〜5月は広告契約の切り替え時期にあたるため、ラッピングを剥がされた状態で「都営」「都営バス」を窓に表示しているバスも運行されています。
平成13年2月15日に東京都広告物審議会から都知事に出された「東京における車体利用広告規制のあり方に関する答申」の中でラッピングバスにおけるバス事業者の識別性の問題に触れられており、利用者がバス事業者の識別を容易にできるよう求められています。今回の動きは、この答申に対応したものと思われます。
(局番:A−B847 三菱KC−MK219J+MBM 中央区築地市場前)
(局番:A−B847 三菱KC−MK219J+MBM 品川営業所(公道上より撮影) 撮影:森茂樹氏)
A−B848(右) (品川営業所(公道上より撮影) 撮影:森茂樹氏)
元AL02系統専用車だったB代三菱製中型車が意外なことに品川へ転属となり、市01系統用として運行を開始しました、当初、12月までの所蔵だった千住へ戻るとの噂もささやかれていたのですが、3月末からW代車も除籍対象となり始めたこともあり(後述)、市01系統用のW代日野製中型車の代替を目的として投入されたようです。座席は市01系統専用ということでビニール張りに改められています。転属当初は足立ナンバーのままで運行されていました。
除籍となったW代日野製中型車(右) (品川営業所(公道上より撮影) 撮影:森茂樹氏)
除籍となった大型車 左は元A−W761 (品川営業所(公道上より撮影) 撮影:森茂樹氏)
(局番:A−T915 日野P−HT233BA+日野車体 品川営業所(公道上より撮影) 撮影:森茂樹氏)
3月下旬頃から再び車両の除籍が生じ始めています。既に昨年12月の路線再編でV代車まで除籍対象となっていますが、今度はついにW代車まで除籍が生じることになりました。ここでは品川営業所の様子を紹介していますが、他でも同様で、除籍に伴う転属も見られるようです。W代と言えば、排ガス規制区分が平成元年(型式が「U−***」となっている)のものでして、除籍もここまで進んできたという実感が沸きます。
また、除籍のペースが路線車より遅い特定車も、品川ではT代車が側面の表記が消されるなど、近日中に除籍される状態になっています。
(局番:A−B847 三菱KC−MK219J+MBM 中央区築地市場前 撮影:森茂樹氏)
(局番:A−B848 三菱KC−MK219J+MBM 中央区築地市場前 撮影:森茂樹氏)
転属当初は足立ナンバーのままだったA−B847・848も、現在は品川ナンバーに変番されました。
(局番:S−W215 いすゞU−LV324K+富士重工 江東区東雲一丁目付近 撮影:森茂樹氏)
開設時から(途中で新車に代替しつつも)中型車で運行されてきたAL02系統ですが、実は密かに大型車も使用されていました。上の画像は、森氏がこの系統専用の中型CNGノンステップバスを再撮影に赴いた時に遭遇したものです。
AL02系統では朝方のピーク時に3台使用のダイヤが組まれているのに対し、専用車は予備無しの3台体制となっています。通常なら問題ないのですが、専用車が不調のときや車検時には普通の大型車が代走することになるわけです。そう考えればどうってことも無いのですが、大型車がいきなり運行されていれば「あれっ!?」と思いますよね。今後もこのような姿がたまに見ることが出来るのでしょう。
PS2版でも主役 いすゞ製畜圧式ハイブリッドバス「CHASSE」
(局番:C−B626 いすゞKC−LV280L+いすゞ 江東区東雲付近)

(局番:C−B626 いすゞKC−LV280L+いすゞ 江東区東雲付近)

ゲームでは標準塗装だが、実際には車体広告が施されているC−B626
(局番:C−B626 いすゞKC−LV280L+いすゞ 品川営業所(公道上より撮影) 撮影:森茂樹氏)
平成11年に発売された、都営バス運転シミュレーションゲームソフト「東京バス案内」(ドリームキャスト用)が、5月10日にPlayStation2用として発売されました。(PS2版の販売元は株式会社サクセス)
内容は、教習所モードやお台場観光案内などが追加されてはいますが、基本的にはDC版とほぼ同じです。ただ、コントローラの構造の違いがあるため、アクセル・ブレーキ操作が若干難しくなっているような気がします。(DCではトリガータイプのボタンだったので、微妙なコントロールがしやすかった。)既にDC版をお持ちの方は改めてPS2版を買う必要は感じられませんけど、そうでなければ買っても良いかな?とは思わせます。(私はPS2版も買ってしまったんですけどね・・・(^_^;;;)
ただ、ゲーム本編がDC版と変わっていないのは芸が無さ過ぎますねぇ。路線の改廃があった後だけに、せめて1コースでも追加してもらうと良かったんですが・・・ とりあえず本作で「バス運転シミュレータ」の市場を拡大すれば、続編が期待できると言うものです。
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ゲーム発売にあわせて出版された攻略本「東京バス案内 今日からキミも運転手 完全運行マニュアル」(左画像:表紙 販売元:双葉社 定価:1000円+税)で、私どものホームページが紹介されております。 |

(局番:V−E878 日野KC−RJ1JJCK+日野車体 江戸川区小松川付近 撮影:森茂樹氏)
平成12年12月に目黒から転属したV−E878ですが、目黒時代に施された車体広告はそのままの状態で運行されてきました。今年5月時点で撮影したところ、広告契約期限切れの絡みなのか、標準塗装に戻されていました。ただ、V−E877で描かれているアクセスラインを示すイラスト類は無く、「Access Line」の文字だけ表示されています。
東京都の石原知事は、6月1日に行われた定例記者会見の席上で、「私がここで決めるわけにはいかないが」としながら都営バスの24時間運行(会見では「終夜運転」)を1年間試験的に運行したい意向を明らかにしました。
会見では、外国人ジャーナリストから「東京は公共輸送機関が止まる時間が早く、オペラなどの観劇後もゆっくり食事できない」との指摘や、台場地の訪問者から「ゆりかもめ」の終車が早いとの苦情を披露し、総じて「東京に魅力が無い要因の一つとして、公共交通機関の運行終了時刻が早い」ことを挙げ、運行要因確保や治安の点で都営バスの終夜運行を1年間試験的に運行したいと述べています。
具体的な実施概要(試験運行期間・運行区間など)はこれからのようで、都交通局も会見をふまえて「これから検討を始める」としながらも「具体的には何も決まっていない」としています。
石原知事の定例会見の模様は、東京都公式ホームページで見ることができます。(Media Playerが必要です。)
参考:産経新聞平成13年6月2日付朝刊26面(東京地方版)
以前から都市交通の終夜運転化について議論されていますが、はっきり言って「コストの割に大して乗らない」「勤務時間の長大化」「保守時間確保が困難になる(鉄道)」など、クリアしなければならない点がたくさんあります。その点では、今回の知事の意向は「英断」とも言えるんですが、都交通局側の本音は「いきなり何を言い出すんかなぁ・・・」ってところじゃないんでしょうか。これまで収益確保に躍起になり、条例を変えてまで車体全面広告に乗り出していながら、一方で高コストとなる終夜運転を始めようじゃないかと言い出すところは、なにか矛盾を感じざるを得ません。また、どの程度影響があるのかわかりませんが、深夜営業が稼ぎ頭としているタクシー業界の反発(ある意味で民業圧迫かも)もありそうです。
「深夜族」の足の確保も結構ですけど、昼間の足の確保のほうが大事じゃないんでしょうか?
時事通信社によりますと、東京都では広告バスのデザインについて規制する方向で調整しているそうです。これは、都が都民に行ったアンケート調査で約7割が「街並みと調和していない」と回答しており、これに対応することになったようです。規制強化については、「表現の自由に絡む問題なので慎重に対応すべき」との声が上がっているようです。
情報源:Yahooのニュースサイト「カラフルな車体はダメ?=広告バスに規制強化の動き−「表現の自由」で疑問視も(時事通信)」(6月7日16時58分配信)
東京都側の公式見解ではないので何とも言えませんが、このような動きは当然あってしかるべきだと思います。路線バスの広告枠の規制緩和(つまり車体全面を使った広告バスの登場)した時点で、派手な広告が街の景観にマッチするわけがないと思っていましたので、正直なところ東京都の対応は今更と感じざるを得ません。東京都が規制緩和したことで全国に一気に広まった感のあるラッピングバスですが、デザインに対する規制強化も場合によっては他自治体に影響を及ぼすのかもしれません。
都交通局では、路線の充実と江東区三好(木場公園内)に所在する東京都現代美術館の来館者の利便性を向上するため、7月20日から東京駅丸の内北口〜東京都現代美術館〜錦糸町駅を運行する新路線を開設することになりました。概要は次のとおりです。
運行区間:東京駅丸の内北口〜東京都現代美術館〜錦糸町駅(東京駅〜美術館の区間運行便の設定あり)
系統名:東20系統
運行時間:午前10時〜午後6時(金・土曜日は美術館の開館時間にあわせ、午後9時まで運行します。)
運行間隔:20〜30分間隔
運行経路:東京駅丸の内北口〜木場駅前→東22系統と同じ
木場駅前〜東京都近代美術館前〜菊川駅前→業10系統と同じ
菊川駅前〜錦糸町駅→錦11系統と同じ
所管営業所:江東営業所
* 情報源:東京都ホームページ「新たな都営バス路線を運行いたします」(PDF形式/平成13年7月12日リリース)
* 追加情報:東京都交通局ホームページ「東20系統運行開始のお知らせ」
東京都現代美術館は、地下鉄の駅に囲まれた所に位置するものの、それぞれの駅(清澄白河駅・木場駅・菊川駅)から徒歩13〜15分とそれなりに距離があり、近接している路線バスの業10系統もJRからの乗り換えという点では利用しやすいとは言いにくいものがありました。このような状況から、東京駅・錦糸町駅と結ぶことで美術館へのアクセスを良くするのが新路線の目的というわけです。
路線再編関連で誕生した既存路線の組み替えによる新路線とは異なり、新たな需要を掘り起こすべく誕生となります。このような新路線は最近あまり見られなかったので、今後にも期待したいところですね。
東京都の石原知事は7月13日の定例会見で都営バスの終夜運転に触れ、「バスの終夜運転もたぶんできるでしょう。警察官にも同乗してもうなどすればパトロールにもなるでしょうから。今その手はずを決めております。」と発言しました。これは、ゆりかもめが7月20日から終車を15分延長するダイヤ改正の実施に関連して発言したものです。
石原知事の定例会見の模様は、東京都公式ホームページで見ることができます。(Media Playerが必要です。)
6月1日の定例会見でいきなり飛び出した「都営バス終夜運転」ですが、その後都交通局側からはこれと言ったアナウンスがありませんでした。計画を整えてからの発表ならすぐに具体的な話も出てくるところでしょうから、今回の一件が知事の思いつき(という言い方は良くありませんが・・・)であることがうかがい知れます。実際のところ、現場に携わる方の話でも先月の会見後も特に目立った動きは見られないとのことです。今回の会見での発言で、とりあえず「終夜運転は実施するんだ」ということだけは改めてわかりましたが、実行までにはもう少し時間がかかるような気がします。

秋までは一般車が運行される東12系統 方向幕は濃紺系を採用
(局番:S−B609 いすゞNE−LV288L+いすゞ 中央区晴海付近)
都交通局では、中央区からの要請により東京駅八重洲口〜月島駅〜晴海埠頭に新路線を開設することになりました。概要は次の通りです。
運行区間:東京駅八重洲口〜新川〜月島駅〜晴海トリトンスクエア〜晴海埠頭
系統番号:東12系統
運行時間帯:午前7時頃〜午後10頃
運行間隔:12〜20分間隔
運行開始日:平成13年8月1日(水)
担当:深川営業所
その他:秋以降は区が提供したCNGノンステップバスで運行
※ 情報源:東京都中央区役所ホームページ「都営バス 東京駅八重洲口〜晴海埠頭間8月1日(水)運行開始」
この東12系統は晴海地区の交通利便性向上を目的として中央区から都交通局へ運行を要請したものです。沿線には、今年完成した晴海トリトンスクエアのほか、8月から本格稼働する中央清掃工場(晴海見本市会場跡地に建設)と隣接する「ほっとプラザはるみ」(清掃工場から出る温熱を利用して温浴施設を備える)への足として期待されます。
使用車両は、当面は深川営業所既配置車を混用するのかと思われます。秋に登場するCNGノンステップバスですが、自治体要請路線専用車でよく見られる特別装飾(以前中央区が運行委託していた銀座01系統や、台東区の「めぐりん」など)が施されるのか注目されるところです。
深川営業所関連で8月1日付けで変更されたものの追記です。
海02系統の運行区間を「新木場駅〜東京港フェリーターミナル」から「国際展示場駅〜東京港フェリーターミナル」に短縮となり、新木場駅〜国際展示場駅間が廃止されました。短縮の理由についてリリース文には特に記されていませんが、同日開業の東12系統の仕業増分を海02系統短縮で補ったとも考えられます。このほか、虹01系統についても深川から目黒(港南)へダイヤ持ち替えなどの対応が行われています。
東12系統開業に関連して、晴海会場停留所を「ほっとプラザはるみ入口」と改称されました。これは、8月2日に開館する中央区の公共施設「ほっとプラザはるみ」への最寄り停留所を明確にするもので、平成8年3月の晴海見本市会場閉鎖後も「晴海会場」と名乗ってきたものが今回ようやく改称されることになります。
※ 情報源:東京都交通局ホームページ内の都営バスのページ
都交通局では、8月7日から新たに亀23系統(亀戸駅〜西大島駅〜北砂五丁目団地〜亀高橋〜南砂町駅:所管:葛西営業所)を運行することになりました。これまで南砂町駅付近で土地区画整理や道路建設が進められており、新路線開設は道路建設進捗に伴ってのことと思われます。
※ 情報源:東京都交通局ホームページ内の都営バスのページ

(局番:S−E4145 いすゞKC−LV832L+いすゞ 江東区東雲付近)

(局番:C−C200 三菱KC−MP747K+MBM 江東区東雲付近)
ビッグサイトで催事があるたびに運行される東京駅・豊洲駅から運行される臨時直行バス。催事の規模によっては 青梅以外全所体制で対応しているわけですが、8月12・19日にわずかながらノンステップバスが充当されていました。特に新宿は、12日はE代いすゞ車、19日はC−C200を充当しています。運行ダイヤが決まっているリフト・ノンステは臨時バスに充当されることはありませんでしたが、リフト車に余裕のありそうな深川ではここ数年充当しているケースをよく見るようになりました。今後、ノンステップバスを中心に投入されていけば、おのずとこの光景は珍しくないものになっていくのでしょう。それにしても、詰め込みが効かないノンステを臨時バスに充てるのは、チト辛いモノがありますなぁ・・・

(局番:R−B621 いすゞNE−LV288L」+いすゞ 江東区東雲付近)

(局番:P−D259 いすゞKC−LV280L改+いすゞ 江東区東雲付近)
登場から結構経っているので今更なんですが、最近少しずつ増えつつあるのが「パートラッピング」(車体の一部にシール状の広告を貼る)です。これまで側面・後面の枠に差し込む板状の広告からこれに置き換わるという話もあるようで、標準塗装でも広告枠を外す車が増えてきています。これ自体は別に良いんですけど、低公害車だと側面の「地球に優しい・・・・バス」の部分が隠れてしまうのは少々頂けないかも・・・

(局番:S−A584 いすゞU−LV870L+IKC 中央区晴海付近)
アイドリングストップ装置を後付改造したいすゞ車のうち、概ねZ代車から車体更新時に前面方向幕横に「エコツムリ」マークが貼られるようになっています。最近ではA代車が更新の対象になってきており、ご覧の通りリフト車では片側を車椅子マークから「エコツムリ」マークに変わりました。

(局番:T−X453 三菱U−MP218K+新呉羽)
以前、このページで「局番が2つ表示されたバス」(E−C183)を紹介しましたが、ほかにもまだ存在しました。ご覧のT−X453がそれで、これも元ラッピングだった名残なのでしょう。

(局番:B−C174 三菱KC−MP717K+MBM 江東区東雲付近)

(局番:B−C179 三菱KC−MP717K+MBM 江東区東雲付近)

(局番:S−C239 いすゞNE−LV288L+いすゞ 江東区東雲付近)

(局番:S−D262 いすゞNE−LV288L+いすゞ 江東区東雲付近)
最近、たま〜に遭遇するようになった「エコツムリ」マークの片側が無いバスです。貼り物だからそのうち剥がれてくることもあるのでしょうけど、そうそう簡単に剥がれてしまうものなのでしょうか? ひょっとして、これは何かを意図したものかも? ここに何か別のモノを貼るとか・・・ まさか「みんくる」!?