
このページでは松江市交通局の路線バスのうち超低床系(ワンステップ・ノンステップ)バスを紹介します。ワンステップバスは平成7年に初めて投入されまして、併せて車格が9m級大型から中型となりました。以後しばらく中型ワンステップバスの投入が続きましたが、平成9年からは中国地方で初のノンステップバスが投入されました。この時点で路線車はすべて三菱製でしたが(レイクライン用は日野製でしたが、仕様・用途が異なるので別モノと考えます。)、平成11年に日産ディーゼル製中型ワンステップバス(画像未掲載)・平成12年に日野製中型ノンステップバスが投入されるなど、脱三菱の動きが出てきたようです。
(松江市交通局 1768号車(平成7年車) 三菱U−MK218J+MBM 松江市朝日町付近)
(松江市交通局 1806号車(平成8年車) 三菱KC−MK218J+MBM 松江市朝日町付近 撮影:森茂樹氏)
平成7年から投入されたワンステップバスでは、車格の中型化や非冷房・旧塗装時代で存在した中扉引戸が復活するなどの変化が見られました。1806号車などの平成8年車からは大型の後面方向幕が装備されるようになりました。(それまでは後面方向幕は未装備だった。)
画像未掲載ですが、平成9年車では短尺モデル(三菱KC−MK218F)となり、中扉が再び2枚折戸に戻っています。また、同じく画像未掲載ですが、平成11年に八束町方面用車として初の日産ディーゼル製中型ワンステップバス(KC−RM211GSN)が投入されました。
アクセントの入った車体デザインは循環路線用を示すもののようですが、実際には循環路線以外でも運行されることがあります。
(松江市交通局 1897号車(平成9年車) 三菱KC−MP747K+MBM 古志原車庫)
(松江市交通局 1970号車(平成11年車) 三菱KC−MP747K+MBM 松江市朝日町付近 撮影:森茂樹氏)
(松江市交通局 1973号車(平成11年車) 三菱KC−MP747K+MBM 古志原車庫)
松江市交通局では低床化に積極的で、平成9年に中国地方では初めて投入されました。仕様としては、ライコン製電動スロープ(運転席から遠隔操作可能)・車椅子対応電動跳ね上げ座席など、至って奮ったものになっています。平成9年投入の2台に続いて平成11年には4台が投入され、中扉以降の座席が全て前向きとなる(この位置のガラスの下部を黒シートで隠される)・トランスミッションがマニュアル(フィンガーシフト仕様)から機械式オートマチックに改められるなどの仕様変更が行われました。なお、ノンステップバスの塗装は基本的に循環路線用のものになりますが、1973号車は標準タイプのままになっています。
(松江市交通局 43号車(平成12年車) 日野KK−HR1JKEE+日野車体 古志原車庫(許可を得て撮影))
(松江市交通局 44号車(平成12年車) 日野KK−HR1JKEE+日野車体 松江市朝日町付近 撮影:森茂樹氏)
これまで松江市交通局では三菱車だけを投入し続けていましたが、ここ数年で他メーカーからも投入されるようになりました。一般路線車では平成11年に日産ディーゼル製中型ワンステップバス(画像未掲載)が1台投入されたのに続き、平成12年に入ってからは発売されて間もない日野製ノンステップバスが2台が投入されました。他事業者では中扉を引戸とするタイプが良く見られますが、松江市営バスでは既投入のノンステップバスにあわせてグライドスライドドアになっています。中型とは言え、ライコン製電動スロープの装備・車椅子対応電動跳ね上げ座席と大型車並の装備となっています。城下町特有の狭い路地を運行する区間も多く、その点では中型ノンステップバスの登場は松江市交通局にとって待望の車なのでしょう。
この投入でノンステップバスは8台の陣容となり、6台を循環線(南循環線:内回り1台・外回り2台 北循環線:内回り1台・外回り2台)で用い、残り2台は一般路線(主に古志原車庫〜川津線)で用いられているようです。