
(岩手県交通(元都営バスW代車) いすゞU−LV324K+IKC 撮影:匿名希望様)

(岩手県交通(元都営バスW代車) いすゞU−LV324K+富士重工 撮影:匿名希望様)
すでに各種バス系サイトで伝えられていますが、除籍となった元都営バスいすゞ製W代車が岩手県交通へ譲渡されました。都営バスが除籍後に他事業者へ譲渡されるケースは当たり前の話で、わざわざページを割いて伝えることでもないのですが・・・この話のポイントとしては3つ
が挙げられます。実際のところ、国際興業も都営バス同様にいつも見慣れたバスだけに、 今回の一件は非常に衝撃的なものがありました。いささか時期を逸した感はありますが、改めて紹介していきます。
このページは、平成14年4月下旬に岩手県交通の各営業所を訪れた匿名希望様のご協力により作成したモノです。本文については匿名希望様より話を伺った事柄で構成されていますが、なにしろ私自身が直接行っていないものだけに、内容が上手く伝わらないこともあるかと存じます。その点は何分にもご容赦 頂きますようお願い致します。また、撮影は岩手県交通の胆江・松園・矢巾営業所内でされたもので、営業所に了解を得ていることを申し添えます。


(岩手県交通(元都営バスW代車) いすゞU−LV324K+富士重工 撮影:匿名希望様)
国際興業ではまず実現することはあり得ない、「国際興業(グループ)カラーの富士重工ボディ」です。岩手県交通では元々自社オリジナル塗装を譲受車にも施していました。富士重工製車体架装車自体は神奈川中央交通から譲受した3E型・5E型(共にいすゞK−CLM500)で、塗装はこの自社オリジナルとなっています。数年前から譲受車・新車共に国際興業カラーとなり、主に元国際興業車がそのまま使用されるようになっています。


(撮影:匿名希望様)
営業開始前の元都営のいすゞ+富士重工車です。岩手県交通で改造されたのは、目立つところでは中扉上の蛍光灯取り付け・後輪ランプ取り付け・ドアステップにヒーター取り付け・室内暖房装置強化などです。譲受後に中扉の4枚折戸を半分だけ使えるスイッチを付けたり、半分締め切りでのみ使用する事業者がありますが、ここでは全開状態で使用するそうです。
座席はカバーを含めて交換・増設されることはなく、また都営時代のステッカーもそのままになっています。上の画像では運転席仕切板に深川営業所所属車だけに貼付される車内事故防止ステッカー(動物が描かれているタイプ)がそのままになっていますし、下の画像ではアイドリングストップを呼びかける都のステッカーは貼られていました。営業開始時点で剥がされることになると思いますが、一部では「東京都交通局」の表記を消してそのまま使うようなものもあるようです。


(岩手県交通(元都営バスW代車) いすゞU−LV324K+IKC 撮影:匿名希望様)
こちらはIKC製車体架装車です。さすがに国際興業でこのボディが用いられているだけにそれほど違和感を感じませんが、随所に見られる都営仕様(K尺で中扉4枚折戸は国際興業では存在しない)が違いを主張しています。

(岩手県交通(元淡路交通) いすゞU−LV324M+IKC 撮影:匿名希望様)
一足早く譲受・営業開始した元淡路交通車です。国際興業で採用されていないM尺であるところがポイントです。窓枠一杯に表示される側面方向幕はそのまま用いられています。


(岩手県交通 いすゞKK−LR233F1+いすゞ 撮影:匿名希望様)
譲受車と平行して投入されているエルガミオ(ワンステップ・アイドリング機能装備)です。投入当初は盛岡市内循環系統専用塗装や自社オリジナル塗装を施していましたが、最近では国際興業(グループ)塗装で投入されています。最新車は行先表示をLED化しています。




(撮影:匿名希望様)
胆江営業所内で整備を待つ元国際興業車(いすゞP−LV314K/U−LV324K)です。その数は胆江営業所に置かれている台数だけでも40台を超える規模となっています。 これらは、現在でもなお在籍するいすゞBU04の代替を目的としていて、そう遠くない時期に昭和53年式が全車除籍となる見通しです。