(局番:R−D202 いすゞLV832L+いすゞ 撮影:森茂樹氏)
日産ディーゼルと三菱に遅れること約1年、いすゞ製ノンステップバスも世に出ることになり、都営バスとしてはD代車で初めて登場した。日産ディーゼルや同時期に登場した日野と同じくZF製トルコンATを採用し、中扉には電動スロープが装備され、加えてアイドリングストップ機能も付いている。
個人的な印象だが、車内の造作、特に中扉より後側に関してはいすゞ車が最も良くできていると思う。他3社で止む無く設置している後部の後向き座席(もしくは、その部分に座席を設置ぜずにデッドスペースにするかのいずれか。)とするところ、いすゞでは上手く前向き座席を設置できている。
D代では臨海営業所に1台投入され、日産ディーゼル車と共に新小21系統で運行されている。このいすゞ製ノンステップバスが登場した平成10年の春の時点では、この臨海営業所の1台の他には横浜市交通局港北営業所の1台(LV832N)だけという貴重な存在だったが、秋に入って投入が進み、首都圏の民営バス事業者でもいすゞ車を導入する所が相次いでいる。

(局番:L−D217 日産ディーゼルUA460KAM+富士重工 撮影:森茂樹氏)

(局番:R−D218 日産ディーゼルUA460KAM+富士重工 撮影:森茂樹氏)

(局番:H−D221 日産ディーゼルUA460KAM+富士重工 撮影:匿名希望様)

(局番:H−D222 日産ディーゼルUA460KAM+富士重工)
C代車に引き続きの投入となったが、本格的な市販を前にして7台が納入された。基本はC代車を踏襲しているが、中扉のガラスが上下2枚構成になったこと、側面方向幕の下のガラスが固定となったこと、アイドリングストップ機能が付加されたなどの変化がある。D代車の配置・運行系統は、千住:2台・草43系統、江東:2台・錦27系統、臨海:3台
:新小21系統となっている。
ちなみに、平成10年夏に京王電鉄バスに投入された日産ディーゼル車を皮切りに、車高90mm低減・側面窓拡大などの車体形状のマイナーチェンジが行われており、秋からは型式が「KC−UA460KAM(ホイールベース4800mmの例)」と排ガス規制区分が付され、名実共に正式な市販モデルとなったようだ。