車椅子の積載を考慮した都市型超低床バスが登場したものの、他都市では既にリフト付路線バスが登場していたこともあり、都交通局でもX代車から投入が始まりました。仕様としては都市型超低床バスにリフト機器を取り付けたもので、扉配置は都営バスで標準の前中扉の改められました。なお、都営バスではリフト機器を中扉に装着しています。B代まで投入されつづけましたが、車両そのものが高価だったこともあり、C代では一般的なバスにリフトを付けたものになってしまいました。

(局番:N−X592 いすゞU−LV870L+IKC)

(局番:P−Y792 いすゞU−LV870L+IKC)

(局番:S−A584 いすゞU−LV870L+IKC)

(局番:E−B744 KC−LV880L+いすゞ)
大塚を除くいすゞ車配置営業所に所属しているが、ボディはIKC/いすゞ製になっているために富士重工製ボディ配置の巣鴨・深川ではちょっと浮いた存在と言える。X代〜B代で新宿:3台・小滝橋:3台・巣鴨:3台・臨海:3台・深川:3台の計15台が投入された。なお、深川のA代車と小滝橋のB代車には新製時よりアイドリングストップ機能が装備されている。

(局番:N−X598 日産ディーゼルUA440HAN改+富士重工)

(局番:N−A590 日産ディーゼルUA440KAN+富士重工)
日産ディーゼル車は都交通局に納入するシャーシメーカー4社中最も少ない3台が在籍しています。X代(UA440HAN改)が2台、A代(UA440KAN)が1台がいずれも北営業所に所属しています。専ら東43系統で用いられてきましたが、ノンステップバスの増備で王57系統でも見られるようになりました。

(局番:M−Z371 日野HU2ML改+日野車体)

(局番:S−A586 日野HU2ML改+日野車体)

(局番:V−B752 日野KC−HU2MLCS+日野車体)
日野製リフト車は屋根上にある冷房機器(コンデンサとエバポレータが一体となったもの)や前面のセーフティーウィンドウが特徴的。特に、セーフティウィンドウは都営でもリフト車だけの装備で、他事業者でも採用事例は少ない。(首都圏では東武バスでごく僅かに見られる。関西の奈良交通では比較的よく見受けられる。)X〜B代で、品川:1台・杉並:4台・目黒:3台・葛西:4台の計12台が投入された。なお、葛西に投入されたB代車では、新製時よりアイドリングストップ機能が装備されている。
捕捉1:葛西に配置されているB代車に限って、屋根上の冷房機器の取り付け位置がやや後退し、向きも逆になっています。
捕捉2:杉並に配置されていた4台は、運行していた都03・05系統が平成12年12月に深川に移管されたために転属しました。

(局番:T−X595 三菱U−MP628M+新呉羽)

(局番:S−Y795 三菱U−MP628M+新呉羽)

(局番:T−A588 三菱U−MP628M+新呉羽)

(局番:K−B748 三菱KC−MP627M+MBM 撮影:森茂樹氏)

(局番:K−B746 三菱KC−MP627M+MBM 撮影:森茂樹氏)
三菱製リフト車は、基本的に都市型超低床車に近い作りになっている。冷房機器は、製造当時に空港連絡バスで好まれて使われていた屋根上積載タイプで、路線車での採用は珍しい。ボディは新呉羽/MBMだが、MBMになってからもエアロスターKスタイルを保持していた。X代〜B代で早稲田:4台・千住:2台・南千住:7台・深川(元早稲田):3台の計16台が投入された。