★ アイドリングストップ機能付きバス★

 大都市圏での道路渋滞は慢性化の様相を呈しています。一説には都市内の路線バスの運行時間の5割は停車時間が占めていると言う状況です。バスが停まっているときのアイドリングは空調管理以外は必要の無いものと考えられます。古くは、西日本鉄道(西鉄)バスが信号待ちの際にエンジンを止めることを全社挙げての取り組みをしていました。当初は燃料節約の色彩が強いものでしたが、最近は無駄な排気ガスを抑える点も重要視されています。
 西鉄の場合は運転手自らエンジンを止める・回す動作をしていましたが、技術革新により一連の動作が電子的に制御できるシステムが開発されました。アイドリングストップ機能は、速度が0km/hである場合にシフトレバーがニュートラルの位置でクラッチを離すとエンジンが自動的に止り、再びクラッチを踏むとエンジンが始動するものです。なお、バッテリーの状態によってはこのシステムが働かないようになっていまして、冷房使用時に約1分間は送風状態を維持するようになっています。この分野ではいすゞがいち早く実用化され、その後他3社が追随する格好で市販化されています。
 都営バスではZ代にいすゞ車が試験導入され、A代で一部のいすゞ車に装備されたのに続き、B代では一部の例外を除いて標準装備されています。
(B代以降アイドリングストップ機能が装備されていないのは、B代三菱製中型車・C代日産ディーゼル製ノンステップバス(C−C201)・日野HIMR・B代日産ディーゼルERIP・CNG車です。)また、平成8年度にいすゞ車が、平成9年度には三菱車のそれぞれ比較的新しい車に後付けで装備する改造が施されています。

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 登場当初にはなかったが、最近は上の画像のようなステッカーを入口に付近に貼って「アイドリングストップバス」であることをアピールしている。

 

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(局番:G−Z345 いすゞU−LV224K+IKC 江東区東雲付近)

 都営バスで初のアイドリングストップ機能バスはZ代に登場し、いすゞ製都市新バス仕様4台すべてが大塚営業所へ投入された。

 

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(局番:E−A501 いすゞU−LV324K+IKC 江東区東雲付近)

 A代では引き続きいすゞ車の一部にアイドリングストップ機能が装備され、Z代より増え一般仕様のみ21台が投入された。

 

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(局番:P−B704 いすゞKC−LV380L+富士重工 江東区東雲付近)

 B代ではアイドリングストップ機能が本格的に採用となり、一部例外を除いて標準装備となった。画像のいすゞ+富士重工車は、LV324(224)からLV380(280)へのモデルチェンジの際にシリーズ統合に伴う全長の変更が行われており、A代以前のものとは側面窓のサイズが異なっている。


(局番:G−B674 いすゞKC−LV280L+いすゞ)

 こちらはB代のいすゞ+いすゞ車の都市新バス仕様車。いすゞ(旧IKC)製の車体は、型式変更の際に若干仕様変更が行われており、側面窓周りの造作がA代車以前の車と異なっている。

 

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(局番:T−X451 三菱U−MP218K+新呉羽 江東区東雲付近)

 平成8年度からは後付けでアイドリングストップ機能を改造されるようになった。平成8年度では、X代の一部とY代〜A代のいすゞ車すべてと、平成9年度にはX代以降の三菱車に取り付けられている。画像の新呉羽製車体の「エアロスターK」でのアイドリングストップ機能後付け改造車は早稲田営業所のX代のみの存在で、同じく三菱+新呉羽指定配置営業所である渋谷では改造車は存在せずすべて「エアロスターM(元は三菱名古屋製で、後にデザイン統合でこちらが残る)」への改造となっている。


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