日産ディーゼル工業が開発した低公害車対応のディーゼル畜圧式ハイブリッドバス『ERIP』です。基本構造は三菱MBECSと同じで、減速時のエネルギーを油圧でタンクに蓄え、発進・加速時に圧力を開放させる力で動力補助をし、結果として発進・加速時の排気ガスを抑制するものです。ちなみに、「ERIP」は「Energy
Recycling Integrated Power
Plant」の略で「エリップ」と呼びます。
平成6年度に大阪市交通局へ機械式オートマチックトランスミッション仕様1台が初めて投入され、都営には平成7年度(B代)でフィンガーコントロール式マニュアルトランスミッション仕様が初投入となりました。なお、都営では一般仕様・エアサスペンションで投入されています。

(局番:N−B644 日産ディーゼルKC−UA460HAN改+富士重工)
都営では初登場となったB代のERIP、日産ディーゼル指定配属営業所の練馬・江東・北に計5台投入された。画像のN−B644は北営業所で初のハイブリッドバスだが、C代後期投入分以降はCNG車が集中投入されているためにこの1台のみの存在となっている。

(局番:F−C202 日産ディーゼルKC−UA460HAN改+富士重工 江東区東雲付近)
B代に続いて登場したC代のERIPで練馬・江東に計7台が投入された。C代ではアイドリングストップ機能が追加されている。なお、D代では、古参車が北に多く存在し、その代替としてCNG車をまとめて投入したことからERIPは登場しなかった。