★ LPG併用バス ★

 現存している低公害バスのなかで、もっとも車歴が古い一族がこのLPG併用バスです。仕組みとしては、発進時などエンジンに高い負荷がかかっているときにLPG(液化プロパンガス)を軽油を一緒に用い、黒煙の低減を図っています。
 LPG併用バスは、平成2年に日野自動車の協力により局番A−W100(日野P−HTモデル・特別塗装・現存せず)が登場して品川営業所で試験運行に供され、その後平成3・4年度にP代いすゞ車(小滝橋営業所所属のE−P588・現存せず)とT代日産ディーゼル・日野・三菱車の計5台が改造されました。平成10年11月末時点ではT代の4台の存在が確認されていますが、古参の部類に入るために引退が近づきつつあります。

 

★ 日産ディーゼル ★

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(局番:F−T406 日産ディーゼルP−U32K改+富士重工 文京区目白台付近)

 練馬営業所では画像のF−T406の他にF−T407がLPG併用車として所属している。富士重工製の車体としては前世代にあたる「5E型」を架装していながら、「エコツムリ」マークを付けている点で珍しさを増す。画像撮影時点ではF−T406・407が「ギャラリーバス」として学05系統限定運用に入っていた。(平成10年11月16日〜12月5日に運行)
→僚機F−T407の画像へ(文京区目白台付近)

 

★ 日野 ★

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(局番:A−T363 日野P−HT233BA改+日野車体 品川駅東口付近 撮影:森茂樹氏

 日野製LPG併用バスは虎の子1台のみの存在で品川営業所に配置される。都営で現存する日野HT/HUシリーズは基本的に同じスタイルだが、V代以前では微妙に造作が異なり(前面方向幕周り・運転席窓の形状など)、それに「エコツムリ」マークが付いているという唯一無二のスタイルとなっている。(しかもエコツムリマークが通常よりも内側に寄っていて、いかにも手で貼りましたという感じが良い。)
→A−T363の後周りの画像へ(品川駅東口付近 撮影:森茂樹氏)


(局番:A−W100 撮影:まさ様)

 LPG併用バスとして試験投入されたA−W100の画像です。試験運行されていた頃に撮影されたまさ様より画像を提供頂いたものです。他のLPG併用車とは異なり、投入時点からLPG併用機能を有した状態で投入されたもので、試験終了後は姿を消してしまいました。おそらくメーカーに戻されたのではないでしょうか?
 W代とはなっていますが、車体形状はV代車以前のもので(運転席窓の角が角張っている・側面方向幕下が1枚固定窓など)おそらく型式もP−HT233BAがベースになっていると思われます。試験目的ということから車体塗装や表記も特殊なもので、メーカー名の表記・エムブレムがあるのが特徴と言えます。

 

★ 三菱 ★

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(局番:Z−T402 三菱P−MP218K改+三菱 錦糸町駅付近)
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(局番:Z−T402 三菱P−MP218K改+三菱 江東区東雲付近 撮影:森茂樹氏)

 これも虎の子の1台と言える三菱製LPG併用バスである。(上の画像がまともな構図で撮影できていない点はお許し頂きたい。なにしろ1台だけの存在なので捉えるだけでも一苦労なもので・・・)上の画像は平成7年秋頃に撮影したもので、下の画像は平成10年12月に撮影しているものだが、後者では「エコツムリ」マークや「LPG併用バス」の表示が無くなってしまった。LPG注入を止めてしまったのだろうか?
→前面と運転席側のZ−T402(金町駅前 撮影:森茂樹氏)


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