
(局番:S−E353 いすゞNE−LV288L+いすゞ 江東区東雲付近)
いすゞ製E代車は深川・臨海の両営業所へのCNG車投入から始まりました。この車の特徴は、E代低公害車全体のものとして、前面にあった「低公害車」と表示していた行灯が廃止され、かわりにステッカー(デザインはメーカー独自のもの)を貼付するようになったことです。これはコストダウンを目指したものと考えられます。また、従来車体色と同じクリーム色だったホイールが銀色となっている点も目新しいところです。ちなみに、D代いすゞ製CNG車では側面方向幕下のガラスが横2枚分割(一見開けられるように見えるが、実は固定式)だったものが、D代CHASSE・らくらくステップバスと同じように1枚固定となりました。
E代いすゞ製CNG車は、平成10年12月に第一陣としてR−E350〜352(臨海)・S−E353〜357(深川)の計8台が投入され、平成11年1月に第二陣としてS−E358〜364(深川)の計7台が投入されています。

(局番:R−E351 いすゞNE−LV288L+いすゞ 江戸川区南葛西付近)

(局番:R−Y635 いすゞU−LV324K+富士重工 江戸川区南葛西付近)
上の画像は臨海営業所に投入されたE代CNG車です。ガス充填施設を有する深川・北に多くの新車が投入されたのに対し、同じく施設を有している臨海への新車はわずか3台のみにとどまりました。また、深川への新車投入に伴う余剰車を臨海の老朽車代替を目的として転属が行われました。転属したのはS→R−Y631〜635の5台で、臨海では初のいすゞ+富士重工車として異彩を放っています。

(局番:E−E873 いすゞKC−LR333J+いすゞ 新宿区抜弁天停留所付近 撮影:森茂樹氏)
いすゞ製中型車はT代を最後に投入が途絶えていましたが、今回久しぶりに投入が行われました。ここ数年の中型車の標準仕様にならって、らくらくステップ・アイドリングストップ機能・中扉4枚折戸・側面上下2枚窓となっています。屋根上のエアコンユニットは東急バス荏原営業所の同型車と同じ形状となっていますが、都営では通常なら装備されない外気導入装備と思われるルーバーが側面に付いている点が特徴と言えます。

(局番:V−E876 いすゞKC−LR333J+いすゞ 江戸川区東大島駅前 撮影:森茂樹氏)
いすゞ製中型車は4台とも小滝橋へ投入する予定のようでしたが、E876だけは葛西営業所へ配置されて「アクセスライン」用の予備車として運行されています。(「バスラマ53」では「V−E876(小滝橋)と表記されている写真が掲載されています。)ただ、このV−E876だけは運転席側のサイドミラーを前方飛びだしタイプとなっていまして、これは葛西所属車に合わせた形となっています。(葛西所属車を含めた日野車はこのタイプとなっています。)日野車指定営業所である葛西へいすゞ製中型車を投入すること自体異例ですが、局番表示は小滝橋の表示部分にステッカーみたいなものを貼っていますし、登録番号(ナンバープレート)は練馬のままであることから、とりあえず暫定投入と推測されますが、今後どのような動きが見られるのか注目されるところです。なお、他3台(E873〜875)は小滝橋営業所へ投入されています。
→V−E876の運転席側の局番表示。「(葛西)」「V」の部分が貼り物であることに注目。(撮影:森茂樹氏)
→V−E876の後ろ回り(撮影:森茂樹氏)
※ 6月にV−E876は小滝橋営業所へ戻り、代わりにE−T850が葛西営業所へ転属されました。→V−T850の画像へ(撮影:森茂樹氏)